ごぶさたしています!
現在は採用活動があり、ブログでの発信が滞っていました・・。
今日は、先日スタッフ数名で行かせていただいた、
「工場見学」のレポートを♫
ファストファッションが広がったこともあり、
「古着」のゴミが肥大化しているのが日本の現状。
8割ちかくの古着は、ゴミとして燃やされているのです。
フリーヘルプが着目している問題でもあり、
ゴミ削減をめざす日本全体で考えなくてはいけない深刻な課題でもあります。
今回行かせていただいたのは、
「古着」を活用する事業を行っている企業様の工場です。
フリーヘルプに寄付いただく古着の中でも
販売したり支援物資にしたりすることができないものは、
こういった企業様にお願いして、活用をしていただいています。
まずは、回収した古着の一時置き場・・・
ででーーん!

た、大量・・・・
ここには、子ども会やボーイスカウトの方などにより回収された
古着が集まってくるそうなのですが、すごい量・・
フリーヘルプだけでも月に6トンくらい集まるのだから、
いろんなところから集まると、それはそれはたいへんな量ですね。
(それでも、日本の衣類ゴミのうちの、
燃やされない2割のうちの、1日分にすぎないのです…)
その後、これらの古着は1着ごとにプロの仕分けの方により
すばやく、仕分けが行われます。(本当にすばやいんです!)
ちょっとこの写真では分かりづらいかもしれませんが、
「白い布帛」「デニム」「ジャージー」「ニット」・・などと、
たくさんの種類に分けられます。

仕分けした衣類は倉庫の中に山積み!!
この状態で、次の過程に運ばれるのです。

次の工場では、、
さらなる仕分け!今度は、「着られるもの」と「着られないもの(汚れ・傷など)」を
瞬時で仕分けられて行きます。

着られるものは古着として業者に卸され、
着られないものは素材ごとに分けられ、使えるものは
「ウエス」という、工場用の雑巾に加工されます。

製品化されたウエス!この状態で出荷されるのだそうです。
手前のは、浴衣を使ったもの・・・?なんだかかわいいですよね^^
こういった企業様との連携ができているからこそ、
フリーヘルプに寄付いただいた古着は、いろんなカタチで活用することができているのです。
とっても、ありがたいことです。
とはいえ、こうした企業さまの中でも、
廃棄せざるを得ない状態の衣類がかなりの割合でふくまれているのだそう。
焼却にまわる衣類を減らすことはとても大事なのですが、
次のひとが気持ちよく着られる衣類だからこそ、いろんなことに活用できるのだということを、
もっともっと社会に浸透させていく必要があるなぁと、感じたのでした。